脂漏性角化症ってどんなイボ?

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中高年にできるイボは老人性のものが多い

若い人のイボの多くはウィルス性によるものなのだそうですが、中高年以上の人にできるイボ、また首イボなどは老人性によるものであることが多いようですね。

 

「老人性」と聞くと60〜70代以降くらいかな・・と思ってしまいますが、実際には30代後半から40代で既に現れ始めるものが多く、私を悩ませた首イボもこの老人性のうちのどれかだと察せられます。

 

 

 

老人性のイボの中でもそのものズバリ、「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」という別名を持つ「脂漏性角化症」というイボがあります。

脂漏性角化症とは

脂漏性角化症、老人性疣贅は皮膚の良性腫瘍で、良性ですから放っておいても問題ないのですが、見た目の悪さから取り除きたいという人もいます。

 

また形があまりにもいびつだったり凹凸があったりする場合は実は悪性腫瘍、つまり癌だったという可能性もあるため、そのような場合は検査しておく必要がありますね。

 

脂漏性角化症は皮膚の加齢によるものが原因であることが殆どで、40代くらいからできはじめ、60代になると80%、80代では100%の確率で出来てしまいます。

 

つまり80代以上の方は誰でも少なくとも1つは持っていらっしゃる、ということになりますね。

 

   

 

ただし遺伝的なものもあるらしく、気の毒なことに20代でも発症してしまう人も少なくないのだとか。

 

そのような場合は患者さんの気持ちをおもんばかって「老人性疣贅」とは言わずに「脂漏性角化症」とだけ伝える医師もいるそうです。

脂漏性角化症の症状

脂漏性角化症は紫外線を浴びやすいところや皮膚が柔らかいところにできやすく、首や顔、手の甲、胸元、脇などに多く発症しますが、それ以外でもどこにでも発症し得るイボです。

 

最初は老人性のシミ(老人性色素斑)だったものが徐々に盛り上がって脂漏性角化症に変化することもあります。

 

大きさは1〜2mmほどの小さなものから2cmのような大きなものまで様々で、最初は小さかったのに段々大きくなっていくケースが多いようです。

 

 

 

また色も肌に近い淡褐色から灰褐色、黒など様々で、このためホクロやシミと勘違いすることもあります。

 

平たい形状のものから隆起しているもの、手触りもスベスベしているものからザラザラしているもの、硬くなっているものなど様々、イボの隆起範囲に汚れた毛穴のような黒点が見られることもあります。

 

痛みはありませんが稀に痒みを伴うことはあるそうです。


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