懸垂性線維腫ってどんなイボ?

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懸垂性線維腫は切除手術を望む人が多い

首イボとしても発生しやすく、そのうえ大きく存在感がある、つまり非常に鬱陶しくて悩みの種になるイボは、「懸垂性線維腫(けんすいせいせんいしゅ)」と呼ぶそうです。

 

そもそも首イボの殆どはウィルス性ではなく老化を主な原因とする良性腫瘍。

 

感染するわけでもなく癌になるわけでもないので放っておいても良いのですが、懸垂性線維腫になると見た目も悪く、邪魔にもなりやすいため、切除手術を望む人は多いようです。

 

 

懸垂性線維腫とは

前述の通り懸垂性線維腫はウィルス性ではないので、他の人への感染の心配がないのは勿論、引っ掻いて飛び火する、つまり他の箇所へ転移し症状が広がってしまうこともありません。

 

とは言え他の老人性のイボと同じく、徐々に増えていくため不安に感じる人もいるかもしれませんね。

 

ただ、同じ老人性のイボでも、「脂漏性角化症」は80才以上になるとほぼ全員が少なくとも1つは発症しているイボであるのに対し、こちら懸垂性線維腫は加齢が進んでもできる人とできない人とがいます。

 

 

 

肥満の人にできやすいことから、摩擦が原因ではないか(太っていると皮膚同士や皮膚と衣類が擦れやすいので)と言われていますが、ハッキリしたことはまだ分かっていません。

 

糖尿病患者もできやすいそうで、インスリン耐性も関係しているのではと考えられています。

 

いずれにしても「老人性」に分類されるように、30代以降徐々に増えてくるイボですが、中には子供でも発症することがあるそうで、体質、つまり遺伝的なものもあるのかもしれませんね。

懸垂性線維腫の症状

懸垂性線維腫は「アクロコルドン」や「スキンタッグ」、「軟性線維腫」と同じ種類のイボで、大きさで名称を区分しているだけと考える人もいます。

 

その考え方でいくと、小さいものから順に「アクロコルドン」「スキンタッグ」「軟性線維腫」「懸垂性線維腫」となり、つまり懸垂性線維腫が最も大きいイボで、最終的に1cm以上にもなります。

 

 

 

有茎性でクビレがあり、その名の通り皮膚から垂れ下がっているのが特徴で、肌色〜茶褐色をしています。

 

首以外には、脇の下や鼠蹊部、臀部更には外陰部にできることもあり、やはり服や皮膚同士で擦れやすい位置に発症する傾向にあるようです。

 

痛みや痒みはないですが、大きくて皮膚から垂れ下がっているために、何かに擦れたり引っかかったりしやすく炎症を起こしてしまうと厄介です。


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