首イボと日光角化症はここが違う

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首イボだと思っていたら前駆症だった?

今のところ悪性腫瘍ではないけれど、将来癌に移行し得るものを「がん前駆症」とか「前がん状態」と呼びますが、これは皮膚がんにもあるもので、首イボを含めた老人性のイボだろうと思っていたらがん前駆症だったというケースも珍しくないそうです。

 

首イボだったら見た目は悪いけれど、放っておいても少なくとも健康に問題はないんですが、実はがん前駆症だったとなれば話は別。

 

この、皮膚がんになり得るがん前駆症を、「日光角化症」と言います。

 

 

日光角化症とは

日光角化症という名前にある通り、日光つまり紫外線、特にUV-Bを浴びることで皮膚細胞が傷つきそのDNAが変異することで起こると考えられています。

 

発症率に性差はありませんが、白人より黒人や黄色人種に多く、日焼けした時に肌が赤くなりその後すぐに白く戻るタイプの人より、日焼けして肌が黒くなってしまうタイプの人の方が発症率が高いと言われています。

 

陽が当たりやすい顔や耳、前腕、手の甲などに多く発症します。

 

 

 

最初のうちは皮膚の浅いところ(表皮)に留まっているだけで転移の心配もないのですが、これが癌化してしまうと有棘細胞癌となってリンパ節や血液に乗って他の部位へ転移してしまう危険性があります。

 

どれくらいの確率で癌化してしまうかハッキリとした数値は出ておらず「0.1〜16%」と研究者によってかなり幅があるそうですが、他の統計によると1年間で約8%が有棘細胞癌を罹患しているとのことですから、万が一のことを考えて日光角化症を疑う場合は皮膚科に受診した方が良いですね。

イボと日光角化症の見分け方

イボの場合はプツンと肌にできていて肌色のものもあれば褐色になっているものありますが、日光角化症の場合数o〜3pくらいの赤〜褐色、平坦でザラザラとした表面が特徴で「サンドペーパー様」などと表現されます。

 

正常な皮膚との境目が曖昧なのもイボと異なるところ。

 

 

 

患部を含めた皮膚がポロポロと剥けて治ったかに見えてはまた発症するというのを繰り返しますが、時の経過と共に自然になくなって完治してくれることもあります。

 

とは言え癌化の可能性もあるわけですから、前述の通り念のため病院へ言った方が良いでしょうね。

 

日光角化症だと分かっても塗り薬で治療できるので心配しないでくださいね。


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